どうも!
芦沢です。
大雨や台風などで災害が迫った際、自分の住んでいるところは大丈夫なのだろうか。
こんな心配は誰もがします。
防災に関する情報は少しでも知りたいですよね。
防災サイトやアプリを利用すれば、どんな危険が迫っているのかを確認でき、避難行動の参考になります。
この記事は
- どんなアプリやサイトがあるのかを知りたい。
- 素早く簡単に情報を得たい
- 正確な情報が欲しい
といった方に向けた記事です。
今回紹介するものはいずれも有名で災害時に非常に役に立つものです。
ぜひ、参考にしてみてください。
はじめに
皆さん、防災情報はどこから仕入れているでしょうか?
今回ご紹介するものは5つ
- 気象庁HP
- 川の防災情報
- Yahoo!防災速報
- NHKニュース・防災
- 重ねるハザードマップ
皆さんが利用されているものも多いかもしれません。
ただ、しっかりと使いこなせていますか?
これを読めば、おそらくこれまでよりはるかに防災情報を入手しやすくなります。
では、行きましょう!
おすすめウェブサイト・アプリ
気象庁HP
まずは『気象庁HP』です。
大雨などの際は、多くの方が利用するのではないでしょうか。
ことしはHPのリニューアルがあり、以前より、『地域の防災情報』を強く意識した作りになりました。
やはり近年の気象災害の多さから、防災情報の需要もかなり高くなっているようです。
この気象庁HPで特に、使い方を知っていてほしいのが、『あなたの街の防災』です。
防災情報というところから入ることができます。
これは、お住まいの地域の防災情報に特化したページで、住んでいる場所の雨雲の様子や警報・注意報、アメダス、などを同じ一つのページで見られるようになっています。
あ~これね!使ってるよ!
というあなた。
カスタマイズ機能は使っていますか?
パソコンだと下にある設定ボタンを押すと、カスタマイズができるようになります。
スマホの場合は、左上にあるメニューから表示のカスタマイズを押し、設定(歯車)を押します。
すると、
このように、自分の知りたい情報だけを選ぶことができるんです。
これめちゃくちゃ便利ですよ!
災害が迫った時は、なるべく短時間で簡単に見たいものです。
そのページに行けば、必要な情報がすべて見られるというのはとても助かります。
ぜひ、カスタマイズ機能を使って、あなたが知りたい情報をまとめて見られるようにしましょう。
ちなみに僕のおすすめは、
- キキクル3種類(土砂災害、浸水害、洪水害)
- 雨雲レーダー
- 注意報・警報の発表状況
- 天気予報(一覧表)
- アメダス(一覧表)
- 地震情報(一覧表)
- 気象台からのコメント
上の7つを設定しています。
気象台からのコメントは、実際に気象台の予報官からのコメントが載っています。
もともとは、一般向けではなく、自治体やメディア、民間気象会社向けに書かれていたのですがリニューアルとともに一般の方も見られるようになりました。
簡単にではありますが、どうしてあすはこんな天気になるのか。
大雨のおそれがあるのか。
などが記載されているので、見る価値は十分にあります。
川の防災情報
続いて、国土交通省『川の防災情報』です。
こちらも、ことしリニューアルされ、大雨時に必要となる川の情報がより分かりやすくなりました。
名前の通り、川に関する情報はかなり充実しています。
家の近くの川の水位がどれくらい上がっているのか。
浸水の危険性が高まっている河川や川に関する避難情報を教えてくれます。
「川の防災情報」の大きな特徴は
河川のライブカメラがあるということ。
災害時に、川が気になって近づいてしまった結果、濁流に流され命を落とす方がたくさんいます。
絶対に近づいてはいけませんが、どうしても気になってしまうという気持ちもとてもよくわかります。
そんなときに、この川のライブカメラをお使いください。
東日本を中心に記録的の豪雨をもたらした2019年の台風19号。
千曲川が決壊したことでも大きな話題となりましたが、決壊地点の長野市長沼地区では住民の8割が早い段階で避難をしていたことが分かっています。
そこで、当時どんな防災情報を見ていたのかというアンケートに対して、『川の防災情報』と答えた方は35%で最多だったようです。(NHK 千曲川決壊 住民の「8割避難」を可能にしたものは何か?より)
その他にも、雨雲レーダーなども見ることができます。
Yahoo!防災速報
こちらはスマホアプリです。
すでに利用されている方も多いかもしれませんね。
僕もよく利用させてもらっています!
雨雲の動きや避難情報、注意報・警報などの確認ができます。
スマホアプリなので、お住いの地域を登録すれば、
『これから激しい雨が降るよ』といった雨の予報や『避難情報が発表されたよ』と防災情報を通知で知らせてくれます。。
現在地以外にも、登録した地点(3つまで)の通知を受け取ることができるので、離れて暮らす家族の場所も登録しておくと安心です。
また、アプリ内にある「防災手帳」では、避難所を探したり、緊急連絡先(171や119、118)などがまとめられています。
171についてはこちらの記事もご覧ください。
防災グッズは何が必要なのかも載っています。
さらに、防災手帳にある防災タイムラインを設定すれば、災害の危険が迫っているときに、防災行動開始のタイミングを知らせてくれるので、こちらも登録しておきましょう。
NHKニュース・防災
こちらもスマホアプリです。
Yahoo!防災と同じように、雨雲の動きや災害情報などを確認することができ、お住いの地域を登録することで通知を受け取ることができます。
大きな特徴は
気象に関するニュースを見ることができることです(もちろん気象以外のニュースも見られます)。
大雨の被害状況や今後の雨の様子を、動画で確認できるというのはとても便利ですよね。
また、気象キャスターの解説を聞くこともできるため、より詳しく天気の状況を知りたいという方におすすめです。
重ねるハザードマップ
重ねるハザードマップはここれまでの4つと少し異なっていて、ハザードマップの確認に特化したサイトです。
ハザードマップとは
川の氾濫や土砂災害などの被害を最小限に抑えるために、浸水や崖崩れなどが予想される場所や避難場所などを地図上にわかりやすく表示したものです。
災害時に素早く行動するためには普段からハザードマップを家族で確認しておく必要があります。
重ねるハザードマップとは、名前の通り
その地域にある災害の危険度を、全国どこでも同じ地図上に重ねて表示できるシステムです。
通常のハザードマップは、「洪水」「土砂災害」「津波」など災害ごとに分かれていますが、重ねるハザードマップであれば、これらを同時に重ねて確認することができます。
例えば、重ねるハザードマップ内の地図で、富山県の地図を表示させます。
では、まずは洪水のハザードマップを重ねます。
そこに、土砂災害のハザードマップも重ねてみます。
もちろん全国どこでも見られますし、もっと拡大できます。
重ねることで、複数の災害の危険度を同時に見ることができるのでとてもおすすめです!!!
僕も放送などでしょっちゅう紹介しているので、見て下さっている方は、結構使ってくれているかもしれません。
(見て下さっている方、いつもご視聴ありがとうございます!(笑))
もちろん、お住いの自治体から配布されているハザードマップにはより詳しく、様々な情報が記載されています。
時間があるときは、そちらも確認することをおすすめします。
実際に自分の住んでいるところにどんな危険があるのかは、なるべく早く確認してくださいね。
まとめ
今回は、おすすめというか利用してほしいウェブサイトやアプリを5つ紹介しました。
すでに使っているものが多かったかもしれませんが、実は使いこなせていなかったという方も多かったのではないでしょうか?
災害が起きる前に重ねるハザードマップで危険度を確認し、災害が迫った時は、アプリや気象庁HPで確認、川の水位が上がっているかもしれないと思ったら川の防災情報を確認!と呪文のように覚えておきましょう。
きっといざというときに役に立ちます。
それじゃ!
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