どうも!
芦沢です。
災害時に必ず必要となる防災グッズ。
ただ、最近は防災グッズの種類も増えてきて、一体何を備えればよいのか分からないといった方も多いのではないでしょうか。
この記事は
- 何を備えればよいかわからない
- 必要最低限の防災グッズを知りたい
という方に向けた記事です。
防災グッズの基本が詰まっていますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
持ち出し用防災グッズと家に備える用防災グッズ
防災グッズは、持ち出し用と家に備える用の2種類の準備が必要です。
持ち出し用は災害時にすぐに持ち出せるもの
家に備える用は災害時に長期的な生活をするために家に備えるもの
持ち出し用は防災リュックのなかにあらかじめ準備しておき、備える用は家の玄関や取り出しやすい位置に準備しておくようにしましょう。
今回は『持ち出し用』の防災グッズに注目して、最低限必要になるものを選びました。
最低限必要な持ち出し用防災グッズ
以下に、最低限の防災グッズをまとめました!
参考にしてみてください。
- 食料
- 水
- 手回し式ラジオ
- マスク
- 笛
- 救急用品(絆創膏、普段飲んでいる薬、お薬手帳など)
- 懐中電灯(電池も)
- 携帯トイレ
- アルミブランケット
- マウスウォッシュ
- ウェットティッシュ
- 貴重品
これらを防災リュックの中にいれ、いざというときにはすぐに避難できるようにしましょう。
水
生命を維持するために最も大切なものは水です。
水は500mLのペットボトルを1人あたり2~3本持つのが理想。
市販の水は2~3年ほど、保存水であれば7年ほどは持ちます。
持ち運び用以外に、家にも水は備えておきましょう。
家に備えておく水の目安は3L×人数×3日分(可能なら7日分)
食料
食料も水を同じく生きるためには非常に重要
リュックにはご飯やパンなど1人3食分ほどを入れ、加えて甘いおやつなどを入れておくとよいでしょう。
おやつはようかんがおすすめです!
![](https://ashitenki.com/wp-content/uploads/2021/09/IMG_4546-300x229.jpg)
アレルギーをお持ちの方は、特に非常食は大切です。
避難所では、すぐにアレルギーに対応した食事を提供するのは困難な可能性があります。
必ず、アレルギーを引き起こす原料が入っていない非常食を持つようにしましょう。
手回し式ラジオ
災害時、停電などが発生すると、情報収集が一気に困難になります。
正確な情報をひとつでも多く知りたいのに、その手段がないというのはとても不安ですし、適切な行動をとることができなくもなります。
そんなときに役に立つのがラジオです。
電池やコンセントなどがいらない、手回しで充電できるものを選ぶのがベストです。
また、今の手回し式のラジオには、スマホ充電やライト機能などが一緒になった『多機能ラジオ』というものが存在します。
持ち運ぶ防災グッズをなるべく少なくするために、多機能の手回し式ラジオがあると良いかもしれません。
マスク
避難所では感染症のリスクなどが高まります。
マスクは必ず持ち運び用の防災リュックに入れておいてください。
笛
災害時、倒壊した家屋に下敷きとなったり、疲労や体温低下などで体力が奪われ声が発せないということが考えられます。
自分の声の代わりとなってくれるのが笛です。
しっかり鳴るものであれば、100均でも構いません。
こちらも必ず持つようにしましょう。
救急用品
怪我をしたときに使える絆創膏などは準備しておきましょう。
そして、忘れがちでだが、絶対に忘れてはいけないものが
常備薬です。
持病を持っている方は、必ず普段服用しているお薬を防災リュックの中にも入れておきましょう。
いざというときの備えは『3日分』になります。
ただ、こちらも水と同じく、できれば1週間分は準備できているのが好ましいです。
普段から薬が少なくなる前に、新しくお薬をもらうようにしましょう。
常備薬のほかにお薬手帳も忘れないようにしてください。
懐中電灯
災害時は電気が使えないことが多いです。暗い場所を歩くときや夜の生活において懐中電灯は必須です。
懐中電灯はペットボトルの水を使うとランタンの代わりにもなります。
懐中電動とペットボトルで作るランタンはこちらから
![](https://ashitenki.com/wp-content/uploads/2021/08/IMG_3620-edited-300x169.jpg)
携帯トイレ
災害時は、トイレが使用できないことがあります。
また、トイレが使用できないことは、ときに命を落とすことにもつながりかねません。
詳しくはこちらで。
![](https://ashitenki.com/wp-content/uploads/2021/08/絶対に知っておきたい。災害時のトイレ事情-300x169.png)
そのため、携帯トイレは準備しておきましょう。
個人的には、食料・水、常備薬の次に大切なものだと思っています。
100均でも買うことができます。
まだ持っていない方、ぜひ買ってください。
アルミブランケット
寒さをしのぐために絶対に準備しておきたい防災グッズです。
雨や雪、冷気などによる体温低下を防いでくれるアルミ製のシートになります。
全身をくるむことができるように大きめのものを選ぶようにしましょう。
マウスウォッシュ
災害時、防災グッズの中で、つい優先度が下がりがちなのが口腔ケアです。
ただ、口腔ケアを怠ると不衛生になりますし、なにより自分自身が不快ですよね。
マウスウォッシュや歯磨きは、なるべく快適にすごすためには必須と言えます。
ウェットティッシュ
お風呂に入れないなどといったときに、手や体をふくために使います。
ウェットティッシュと書きましたが、僕は赤ちゃんのおしりふきをおすすめします。
というのも、おしりふきは赤ちゃんでも使用できるような肌に優しい作りとなっているからです。
全身どこでも気にすることなく使うことができます。
貴重品
印鑑や通帳、保険証などの貴重品は、持ち出し用の防災リュックの中にいつでも入れられるようにしておきましょう。
貴重品をすぐに放り込めるように、防災リュックはあらかじめポケットをひとつ空けておくことをおすすめします。
赤ちゃんがいる場合
赤ちゃんがいる場合には、上の防災グッズに加えて、普段赤ちゃんとお出かけをしているときに持っているものがそのまま、最低限必要なものになります。
例えば、
- 紙おむつ
- おしりふき
- ミルク
ミルクは、調乳不要で常温でも大丈夫な、液体ミルクを準備しておくのがおすすめです。
避難所生活になると、意外と手に入らないのが、赤ちゃんでも安心して利用できる水とミルクと言われています。
液体ミルクは最低3日分くらいは用意すると良いでしょう。
また、余裕があれば、1つおもちゃも入れておきましょう。
赤ちゃんのグズりを多少緩和することができます。
まとめ
今回は持ち出し用の防災グッズにおいて、最低限必要だというものを紹介しました。
基本的に、まずはこれらを準備して、そのあとほかに自分が必要だと思うものを買い足していくと良いでしょう。
僕が買い足すとすれば、
- ウォーターバッグ
- 軍手
- 水がいらないシャンプー
- 着替え
- 水にぬれてもかけるメモ帳とペン
などですかね。
災害時に、不便な思いをしないように、いまから少しずつ準備をしていきましょう。
それじゃ!
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